10/04/2009

A blood's flower



そこは暗い世界



静寂の世界



海を漂い消えゆく運命だと知る



私の血で出来た花は



冷たい波にあおられながら



ひとつまたひとつと花びらを散らし



雲で見え隠れする月に



捧げられたささやかな祈りは



風が巻き上げた花びらと共に舞い散る



枯れてゆく花



何も変わらないのに



苦しみを感じない



無感情となった私は



もがき縺れ



最後の一滴が滲みこんだ花を



海が呑み込む





最近、いろいろとありまして、心が痛くて苦しくてたまりません。


そんな思いをどうにかしないともっとどん底に落ちてしまいそうなので、詩にしてみました。


この現状が変わることを願います。


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